もっと早く決めておくべきだったのかもしれない

昨日の父親とのやりとりとか父親への絶望感というか、自分への絶望感が頭から離れない。



小学生のときは、わたしは食卓で口を開いてはいけないんだと思っていた。2日に一回くらいのペースで父の逆鱗に触れていた気がする。とにかく帰りたくなかった。中学生の頃と高校生の頃と大学生の頃は、怒鳴られるたびに、わたしを自殺に追い込めるのはこのひとしかいないって思ってた。



もっと早くに決断しておくべきだったのかもしれない。父のせいで死にましたと、残してやれば良かったのかもしれない。何度も何度も想像した。



わたしが本当にそうしていたら、あの父親は今をどのように過ごしていたんだろう。自分を改めることができていたのだろうか。



夫は怒鳴らない。物静かで。喧嘩も黙るタイプ。それをすごく幸せに思うと同時にわたしのなかにあの父親が巣食っていると思うと怖い。



娘が産まれて、世話をしながら、大抵のときは可愛くて。可愛い娘をみながら、父はきっと産まれたばかりのわたしは可愛かったのだろう。と思った。いつから、わたしを憎くなったんだろう。夫に聞いてみることもあるけど、そんなことないよ。と夫は笑って言う。




憎まれていたとしか思えないわたしの捉え方がだめなのか。本人にも聞いてみたけどハッキリとした答えは返って来なかった。




いつかわたしも、娘を憎むときがくるのだろうか。いつか夫も娘に怒鳴りつけるときがくるのだろうか。



父と離れて落ち着いたらゆったり考えたい。