他人をすごいと思いすぎる

小学校の頃、クラスのみんなの良いところ探しをしましょう。というのがあった。私は、あれがいまでも得意。付き合いがある人たちのいいところは余すところなく言えると思っている。思っているだけだけど、少なくとも、私はそう感じている。本人はそう思ってなかったり、自分に満足していないような反応をされることも多いけど、やはり私からみたらそれは良いところだ。

 

だけど、違和感もある。他人の良いところを探すのも見つけるのもできるけど、自分のいいところがさっぱり見つからない。他人に伝えたところで、他人も同じように私のいいところを探してはくれないし、評価もしてくれないし。

 

 

よって、他人をすごいと思いすぎる癖がついた。1番身近な他人の夫をすごいと思いすぎるところもある。私たちが対等だった頃があったのだろうかとも思うほどに。

 

もちろん、夫婦間で尊敬し合えるのが理想だけど、夫をすごいと思いすぎて、自分のいいところがみつからないから、夫にバカにされているのだろうなと被害妄想じみたことを考えることも多い。

 

夫に私を褒めろと申し出る日もあるけど、まあそれが私の満足を引き出せることは皆無。

 

 

だったら自分で自分のことを満足させてあげたりするのが1番だというところに辿り着くのだけど、私が自分に満足、というか、自分の機嫌をとれるのはいつなんだろうか。なにをしているときなのだろうか。

 

自己肯定感という単語がポピュラーになり、それを考えていたときに、マズローからアドラーまで文献を読んでみたりしたけれど、腑に落ちたり落ちなかったり。

 

まだ若いからと言われても、若いからやらなきゃいけないことってあるよね。

 

 

日常に忙殺されすぎず、自分を大切にする方法。

そんなものは自分で見つけなきゃいけないのだろうけど、難しいのだなあ。

 

他人をすごいと思い、こんなにすごい人たちといるんだから、いつか自分もそうなれるはずと思っていた時期もあったけれど、人生とは行動力だから、きちんと、捨てなくてはね。

 

 

すごいと思いすぎる癖、これは念頭に置いておくことにする。大したことないじゃん。とまで思わなくてもいいからさ。