私の中の父親

諸事情により、お盆から引き続き帰省中。今日はついに父親と怒鳴りあい。もともと分かり合えることなんてなかったけど、今回はもう諦めるしかないってわかったターン。


怒鳴りながら母親に自分の味方をしろと言った父親に怒鳴り返したときに、娘が泣いた。大泣きした。ショックだった。わたしが夫に怒った時も仲介するかのように2人の間でキョロキョロしていただけだったから。よほど嫌な空気を食らったんだろうな。敏感な子だから。



うちの父親は、機嫌が悪いのをもろに出す。人の話、特にこどもの話は聞かない。母親やこどものことは、口では感謝してるといいながら、たぶん、見下してる。



きっかけは、娘が父親に抱かれていてなにかの紙を口にいれていた。ここにいる間、父親に、危ない、そこは汚いなど娘が注意されるたびに神経がピリピリしていたわたし。娘が紙を口にいれていても、取り上げもしなかった酔っている父親から、娘を取り上げたのがことの始まり。



それまでも帰ってきてからいろいろ食い違いがあったからいっきに爆発。



わたしは、父親に娘が注意されるたびに、自分が責められてる気持ちになってた。父親は毎日会社に行って嫌なことがあるらしい。(嫌なことないひとなんているのか疑問)



正直、実家より義実家の方が居心地がよかった。実家は辛かった。それが、爆発した。



本当にいまさらだし、本当に今までも思っててわかってたのに、なんで同じ間違いをわたしはするのか。




わたしは、父親とは分かり合えない。

わたしは、父親が好きではない。

もう少しなにかあれば、簡単に嫌いになる。



嫌いだ。と言えないことが、さらに怖い。嫌いだ。と認めるのはまだ怖い。



妊娠初期に夫に八つ当たりしていたとき、父親と同じキレ方をしていてぞっとしたことがある。今回もその恐怖を感じた。



わたしの中に確実にコントロールできない父親と同じ部分がある。それを治したい。って初めて思った。娘に、わたしのようになって欲しくない。


自分でも自分が怖い。早く帰って夫にあいたい。決して毎日穏やかではないけれど、帰ってくることに恐怖を感じる人間のいない場所に戻りたい。



両親の申し出はありがたいけれど、親心だとわかっているけれど、わたしは遠くに嫁いで良かったです。わたしもあなたたちに甘えていました。ごめんなさい。密室育児はつらいけど、やっぱりあなたたちには、特に父には頼れません。こんな娘でごめんなさい。



育児に関して父に共感されると腹が立ちます。ずっと不在だったからです。こどもを三人1人でみていた母が時々泣いていたうっすらですが覚えています。父の不在の理由は付き合いの飲み会が多かった気がします。母に迎えにこさせていたのも覚えています。運動会には来てくれたことがない。学芸会にもない。忙しかったからだとわかっています。立派に三人育ててくれて感謝もしています。



だけど、わたしの夫が忙しいことと自分の昔を一緒にして欲しくないです。夫は忙しいなりに、本当によくやってくれています。不自由はほぼさせられていません。あるとしたらそれは夫の責任ではありません。同じ扱いをしないでください。わたしの大好きな大好きな夫です。大好きだから、辛かっただけです。かわいそうと言わないで。かわいそくなんかない。





育児は辛いこともあるけど、夫の不在時間も多いけど、実家で父の帰宅に怯えていた時代を思い返せば、屁でもないね。改めて気づけたからきっと頑張れる。頑張る。


早く戻りたい。